内と外のネットワークの話
帰路も暇なので書いていきます。 一つ前の記事で有線ネットワークに住所を割り当てるという話を書きました。通常、これは業者(プロバイダ)が行います。 そして IP アドレスに世界唯一の数字を割り当てるとも書きました。ここで良い行数になったので終わりました。 IP アドレスは、ドット . で区切った 3 桁の数字を四つ並べたものです。 例えば 123.456.789.002 とか。 厳密に言うとすでに使われている特別な用途のアドレスもあるので、なんでもいいというわけではないです。電話番号の救急ダイヤルみたいなものです。 このアドレス、つながるかどうかはともかく、手元のパソコンで勝手につけることもできます。 ここから書きたかった「内と外」の話になります。 ある日、入社ほやほやの私にこんなことがありました。 コンピュータを 2 台渡され、「 2 台の間のネットワークをつないでみよ」と課題が出ました。 ….??? と当時の私はなりました。 それはこう、無線インターネットにそれぞれつないで、どこかのファイル受け渡しができるサービスを利用できるようにするとか、そういうことですか ..? と思いましたが、有線の LAN ケーブルを渡されたので、違うらしいことは分かりました。 とりあえずそれぞれの機器にケーブルをさす口はあり、パチッとはめて、物理的につなぐことはできました。 ちなみにこの LAN ケーブルのコネクタ(接続部分)は、爪があって凸型の特徴的な形をしてますが、「 RJ45 」という規格があります。知らなくても生きていけます。あと、最近のパソコンはこの口すらなくて、 Type-C の平べったい穴しか空いてないものもあり、有線の出る幕がなくなってるなぁと少しさみしくなります。 話を戻して、 2 台をケーブルで物理的につないだはいいですが、それでお互い通信ができるわけではありません。 それぞれ、住所をふってあげないといけないからです。 先ほどの、世界で唯一のアドレスをここで割り振るのか? そこまではしなくてもいいです。内のネットワークだけですから。 家の中だけ、ある会社の中だけで完結するネットワークなら、好き勝手に住所を決めても大丈夫です。 電話の内線みたいなものです。 なので私は、 1 台に 192.168.1.10 を、もう 1 台に 192.168....